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地デジ化 [夜話]

お久しぶりです。ちょっと見ない間に、皆様コメントありがとうございます。

最近、ちょ~っと忙しいので、少しずつ読んでお返事しますm(_ _)m


さて、話は変わりますが、地デジ対策お済みですか?あと5日らしいですよ?

水琴?

全然ダメです(笑)

集合住宅なので、アンテナは大丈夫なんですけど、チューナーの方が問題です。テレビを新しくするか、チューナーを買うか、チューナー内蔵のDVDデッキにするか・・・とか、テレビを買うとしたら、どれくらいの大きさで、どこのメーカーにするか・・・とか、ウジウジ考えたりして、今は仕事忙しいし、また来週考えよう・・・とか、ついつい先送りにしていたら、とうとう間に合わない感じになってきました・・・。

何やってるんだか。

まあ、いいんです。

最近見ている地上波は、NHK杯くらいですから。なくなっても、すぐに何か困るかというとそうでもないような気もします。台風の動きなどの災害情報も、インターネットで見られるので、実は意外に大丈夫。

とはいえ、いつまでも放置するのも何なので、月末くらいには手を打ちたいところですが・・・。

地デジ化してしまえば、テレビの値段は下がるのか、あるいは、私と同じように遅れて駆け込む人のせいで値上がりするのか・・・。どうなんでしょうね?


タグ:時事
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ゴミ焼却場の放射能汚染 [夜話]

いつかは問題になって来るであろうと思っていましたが、各自治体のゴミ焼却場の焼却灰の放射能レベルが高いということが話題になってきました。

ある程度の広さから集めてきて、燃やしてかさを減らすので、濃縮されるのは、ある意味では当たり前な話です。草刈りもする季節なので、余計でしょう。

報道によると、たとえば柏の焼却場のレベルは、原発北西方向の高線量地域の表層土壌に匹敵するかやや上回る水準と思われ、扱いにはそこそこ注意が必要なものと思います。とりあえず、一時保管というのが現状ですが、いつまでもそういうわけにはいかないでしょう。流山市は、うっかり(?)普通の処分場に送ってしまったらしいですが・・・。まあ一度や二度で現実に支障を来すかというとそうでもないでしょうが、継続的にやってはいけません。

放射性物質に限らず、汚染の対策は、二通りです。

(1)濃縮して容量を減らし、特別な場所で厳重保管する
(2)希釈して普通に捨てる

(1)は、ごく一般的な方法です。ゴミを収集・減容して1カ所に集めて処分するのは、私たちの本能と言ってもいいくらいです。今回の場合は、焼却灰を処理施設に持って行って1000~10000倍程度に濃縮し、低レベル放射性廃棄物として六ヶ所村に地中処分するという戦略になるでしょう。どのようにして濃縮・輸送するかということが技術的に確立していれば、すぐにでもできそうです。医療施設や研究施設などからでる放射性廃棄物などを処理する流通網や設備はすでにあるわけなので、それを少し修正すれば、個人的には、あまり難しくなさそうに思いますが、話が動き出さないところを見ると、何か課題があるのでしょうか?予算確保に手間取っているとかでしょうか。あと、低レベル放射性廃棄物処分自体に反対している人々がいることも事実です。そこでスタックしてしまうようだと、(1)の方法は使えません。

(2)は、どうでしょうか。エントロピー増大の法則(万物は必ず散らかる法則)に敬意を表するならば、本来的には(2)の方法がオススメです。(1)は、管理にほころびがあると、濃縮しているだけにいろいろと面倒です。(2)の方法では、すでに薄まっているので、そういう問題は発生しません。将来的な生物濃集の可能性を勘案しても、1000-10000倍程度に薄めれば、経験的には無害と言っても差し支えなくなるでしょう。具体的には柏の焼却灰1kgにつき、汚染されていない焼却灰1~10tを混ぜて一般廃棄物化して処分する・・・ということになりますが、こちらもまた、考えてみると1000-10000倍程度薄めるというのは意外に大変なのかもしれませんね。

こうしてみると、どうも、濃度が中途半端にいやらしいという事のようです。(1)のためには、1000~10000倍濃集させる必要があり、(2)のためには、逆に1000~10000倍薄めなくてはいけない。かといって、何もしないで処理していいかというと、それはぎりぎりアウトな気がします。

どちらの選択をするとしても、さっさと実証試験くらいはやりはじめないと、現実に焼却灰はどんどん貯まってしまうので、結構忙しい問題です。

遠い将来に実現するのかしないのか分からないような脱原発の夢を語る前に、まず、こっちが喫緊の課題だと個人的には思うのですが、なかなか地に足の付いた話が出てこないので、歯がゆい感じです。報道されてないだけとかで、実際には水面下で進んでいるのなら良いんですけどね。


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第52期王位戦第1局 [将棋]

広瀬王位に羽生二冠が挑戦する今期の王位戦。

広瀬王位は、振り飛車系オールラウンダーで、特に振り飛車穴熊が得意。独特な棋風で、いまいち表現しづらい。攻守にバランスがとれていて、柔軟な指し方が多いイメージ。若手ながら、一瞬の切れ味で持って行くというよりは、大局観を重視している気がする。穴熊の強みも弱みも知り尽くし、相穴熊戦に強い。

挑戦者の羽生二冠は、居飛車系オールラウンダーで、あらゆる戦型を指しこなす。今期は、名人位を失ったものの勝率は依然として非常に高い。名人戦以外では、ほとんど負けていない感じだ。攻守にバランスがとれているが、やや攻撃重視。

今シリーズの戦型は、どちらが振るかは問わず居飛車・振り飛車の対抗形を軸に、ときに相居飛車を混ぜる感じと予想。

さて、第1局はどうなったでしょうか。詳細は中継ページをご覧ください。

羽生二冠の先手で、初手▲7六歩の出だし。最近は二手目△3二飛の影響で、初手▲2六歩も増えているけど、本局は▲7六歩。

対して、△3四歩は普通。しかし、3手目▲6六歩で早くも戦型予想が外れた予感。これは、相振りになりそう。

結局、▲向かい飛車vs△三間飛車に進んだ。羽生二冠誘導の相振りは、はじめてじゃないかと思うくらい珍しい。

玉の囲いは、先手が金無双、後手が美濃囲い。金無双は全く見なくなっていたけど、また少し復権してくるのかも知れない。最近は相振りにおける強力な矢倉崩しも開発されているので、一頃のように矢倉に組めたら作戦勝ちという雰囲気でもなくなってきている。逆に、美濃囲いは上部に弱いと言われていたけど、手数の割には固く、先攻できれば意外と相振りでも使えることが分かり、非常に頻繁に採用されている。

32手目△3五銀まで、後手は、するすると左銀を五段目まで繰り出して、まずまず。先手は、とりあえずは、後手の攻撃を受け、カウンターを狙う構えのようだ。

35手目▲6八角が、比較的珍しい構想。38手目△3四飛と戻らせて、ちょっと気分良し。

39手目▲7四歩から、先手も飛先交換に行く。とりあえず、一回ジャブを入れておく感じかな。開戦と言うほどでもなさそう。一歩手持ちにして、▲8五飛と引き、様子をみる。

48手目△6四歩は、大胆な一手。すかさず、先手は▲8四歩と合わせて、7四の歩を取りに行く。56手目△7四歩では、若干悔しいような気もするけど、高美濃にすることには、それだけの価値があると言うことか。

57手目▲6五歩に手抜いて、△2六歩と進み、本格的な戦いに突入。

68手目△1三桂で、応酬が一段落。先手の次の指し手は、▲5五歩か▲3五歩か・・・。実戦は、69手目▲3五歩でした。77手目▲6五桂まで、先手がかなり気分良く攻めてる感じで、先手優勢かと思ったけど、次の△3六歩の手裏剣が意外に厳しく、実際の形勢は明瞭ではない。

84手目△3六角成と馬を作り、遠く後手陣の守りにも効いているのは大きい。

先手も85手目▲7三歩から攻めかかる。ただ、88手目△7三銀まで進んでみると、後手陣が意外に耐久力がある。やむをえない▲9五桂からの攻めに、△8四歩が当然とはいえ落ち着いた受け。

92手目△2六馬は、防御力が低下するだけに決断の一手。勝ちに行っている。

対して、93手目▲2五歩も勝負手。いろいろな手が見えるだけに、悩ましい。ここは長考したいところ。結局、94手目△5七桂~△2八歩とがんがん行く手を選択。これで、先手玉が寄っていると見た。

98手目△2五桂と、端っこにいた桂馬が世に出てきた。後手も全軍躍動してきて、この攻めは切れない。あとは、先手が一発カウンターを入れる順がまわってくるかどうかという終盤になってきた。

銀を取る前に、102手目△6五桂を入れたのは細心の寄せ。王手は追う手とも言われるけど、ここに逆から▲6五桂と打たれる順を消しておかないと後手玉が危ない。

107手目▲6三桂に強く△同金と取って、後手の勝ち筋か。しかし、そこで、死んだフリして▲6七金が勝負術。持ち時間がないと、慌てそう。

広瀬王位は、慎重に読みを入れて、△5八成桂からの寄せ合いを選択。後手玉は、必至はかかるが詰まない。

最後は、122手目△6九馬から、先手玉を即詰みに討ち取り、激闘に終止符。

相振り飛車のじっくりした序盤から、後手が先攻して先手が反撃する展開に。中盤は、先手が良さそうに見えたけど、いつの間にか体が入れ替わり、後手の勝ちそうな終盤に入った。しかし、最後は結構難しい即詰みで勝たないといけないという終局。形勢が揺れ動いているように見えて、意外と差が付いていなかったのかもしれない。

どうも、この両者は結構かみ合ってると見ました。第2局以降も熱戦が期待できそう。

次局は、広瀬王位の先手なので、先手四間飛車穴熊に、後手居飛車穴熊の相穴熊が本命。穴予想としては、羽生二冠の振り飛車(ゴキ中か角交換型)に、広瀬王位が居飛車で対抗・・・としておきます。横歩取りは、まだ出ないでしょう。


タグ:将棋 王位戦

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