科学者とお化け屋敷 [夜話]
遊園地とか行ったときに、「科学者ってお化けとか信じてないよね。ってことは、水琴もお化け屋敷とか全然楽しめない派でしょ。因果な商売ね～」・・・などと、言われたりすることが時々ある。そういうときの水琴は、「う～ん。まあね。」と、ちょっと歯切れが悪い。
というのも、（１）別に科学者でもお化けが怖いって人が結構多いのを知ってる、（２）お化けを信じてなくても、お化け屋敷は怖いし楽しめると思う、（３）でも水琴は、ほこりっぽいとこやじめじめしたところが嫌い（カビアレルギーっぽい）だし、個人的にジェットコースターとかのほうが好きなので、お化け屋敷タイムは省略したいから、そう思ってもらっといた方が都合が良い・・・（笑）という裏事情が。
まあ、（３）はどうでもいいとして、（２）も結構分かってもらえるんじゃないかなと思う。暗いところは本能的に怖いし、脅かされればとびあがるのは、別に信じる信じないじゃない気がする。何かこう大脳新皮質は関係なくて、は虫類時代から受け継いでる脳のレベル？・・・というと、脳科学者に間違ってると怒られるかもしれないけど、あくまでイメージでね。
でも（１）は意外と誤解されてるというか、知られてないのかもしれない。水琴は個人的にはお化けとかは信じてないけど、知り合いの研究者には結構信じてる人が多い気がする。統計をとったわけじゃないけど、あんまり他の職業と大差ない気がするんだよね。
そもそも自然科学をやってる研究者は、「従来の科学で明らかに出来ていなかったことや不可能だったこと」を、「合理的な手法で明らかにしたり可能にしたりする」というのが日々の仕事だから、"科学で説明できないこと"がこの世にいっぱいあるということを一番実感している職業とも言える。そう考えると、結構超常現象とかホラーとか信じてるってのもうなずけるかな～と思う。あと、関係ないかもしれないけど、理系研究者は比較的金縛りに遭いやすい職業だと思う。文字通り、寝食を忘れて没頭したりして生活が不規則なもんで睡眠と覚醒のリズムが壊れやすいみたい。でも、そういうのも、信じる人にとっては一大事なわけで、ますます恐れることにつながるみたい。
そんなわけで、「科学者vs超常現象」なんて構図はバラエティ番組の中だけの幻・・・と思っておいてもらえれば。
まあ、水琴とかは、従来の科学の範囲で説明できないことがたくさんないと仕事無くなるし・・・とか思ってるようなもんで、内心、お化けとか居てくれたら従来の基本的な科学法則がほぼ全部ひっくり返るだろうから、研究テーマが爆発的に増えてウハウハ・・・みたいなことを妄想したり。けど、そういう人の前には残念ながらお化けは現れてくれないみたい(^^;)
最後に、ちょっとだけ真面目な話。水琴がお化けとかそういうたぐいを信じない本当の理由。
水琴は自然っていうのは、とっても雄大だと思ってる。山も海もとっても大きいし、自然の驚異の前では、人はなすすべもない。さらに宇宙まで考えれば、この世界はとっても大きくて、その中で人間の存在なんてものっすごく小さいな～と思うわけ。だから、たかだか人間のうらみつらみとか念？みたいなもののごときで、この大自然が生み出した美しく調和的な自然法則が例外的に乱されたりするという風には到底思えない・・・というか、そう思うことが不遜な気がしちゃうわけ。怨念とか先祖の祟りとか超能力とか、この大自然をなめてんの？・・・と反射的に思ってしまう。それが、私の考え方。
あ、でもお化け屋敷とかはOK。純粋にエンターテインメントだし、出入り口に現実／非現実の境目があるからね。
というのも、（１）別に科学者でもお化けが怖いって人が結構多いのを知ってる、（２）お化けを信じてなくても、お化け屋敷は怖いし楽しめると思う、（３）でも水琴は、ほこりっぽいとこやじめじめしたところが嫌い（カビアレルギーっぽい）だし、個人的にジェットコースターとかのほうが好きなので、お化け屋敷タイムは省略したいから、そう思ってもらっといた方が都合が良い・・・（笑）という裏事情が。
まあ、（３）はどうでもいいとして、（２）も結構分かってもらえるんじゃないかなと思う。暗いところは本能的に怖いし、脅かされればとびあがるのは、別に信じる信じないじゃない気がする。何かこう大脳新皮質は関係なくて、は虫類時代から受け継いでる脳のレベル？・・・というと、脳科学者に間違ってると怒られるかもしれないけど、あくまでイメージでね。
でも（１）は意外と誤解されてるというか、知られてないのかもしれない。水琴は個人的にはお化けとかは信じてないけど、知り合いの研究者には結構信じてる人が多い気がする。統計をとったわけじゃないけど、あんまり他の職業と大差ない気がするんだよね。
そもそも自然科学をやってる研究者は、「従来の科学で明らかに出来ていなかったことや不可能だったこと」を、「合理的な手法で明らかにしたり可能にしたりする」というのが日々の仕事だから、"科学で説明できないこと"がこの世にいっぱいあるということを一番実感している職業とも言える。そう考えると、結構超常現象とかホラーとか信じてるってのもうなずけるかな～と思う。あと、関係ないかもしれないけど、理系研究者は比較的金縛りに遭いやすい職業だと思う。文字通り、寝食を忘れて没頭したりして生活が不規則なもんで睡眠と覚醒のリズムが壊れやすいみたい。でも、そういうのも、信じる人にとっては一大事なわけで、ますます恐れることにつながるみたい。
そんなわけで、「科学者vs超常現象」なんて構図はバラエティ番組の中だけの幻・・・と思っておいてもらえれば。
まあ、水琴とかは、従来の科学の範囲で説明できないことがたくさんないと仕事無くなるし・・・とか思ってるようなもんで、内心、お化けとか居てくれたら従来の基本的な科学法則がほぼ全部ひっくり返るだろうから、研究テーマが爆発的に増えてウハウハ・・・みたいなことを妄想したり。けど、そういう人の前には残念ながらお化けは現れてくれないみたい(^^;)
最後に、ちょっとだけ真面目な話。水琴がお化けとかそういうたぐいを信じない本当の理由。
水琴は自然っていうのは、とっても雄大だと思ってる。山も海もとっても大きいし、自然の驚異の前では、人はなすすべもない。さらに宇宙まで考えれば、この世界はとっても大きくて、その中で人間の存在なんてものっすごく小さいな～と思うわけ。だから、たかだか人間のうらみつらみとか念？みたいなもののごときで、この大自然が生み出した美しく調和的な自然法則が例外的に乱されたりするという風には到底思えない・・・というか、そう思うことが不遜な気がしちゃうわけ。怨念とか先祖の祟りとか超能力とか、この大自然をなめてんの？・・・と反射的に思ってしまう。それが、私の考え方。
あ、でもお化け屋敷とかはOK。純粋にエンターテインメントだし、出入り口に現実／非現実の境目があるからね。
お気に召すますかな・・・。
一般法則論のブログを読んでください。
一般法則論者
by 一般法則論者 (2010-06-01 04:26)
>一般法則論者さん
はじめまして。朝早くからコメントを頂き、ありがとうございました。
ブログ拝見しました。
水琴とは、だいぶん違ったノリ＆世界観のようですね・・・。
あんまり思い詰めすぎて、変な新興宗教にとりこまれちゃったり、思いあまって自分でオカルト集団立ち上げちゃったり（笑）しないように気をつけてくださいね(^^)
by 水琴 (2010-06-01 17:41)