何とか

先日の停電で吹っ飛んだ分を何とか取り返した。

二日ほど睡眠を削るハメになったけど、何とか、ぎりぎり間に合わせました。ご心配をおかけしましたm(_ _)m

学生だった頃を思い出す。特に二十代前半は体力にものを言わせて、ひたすら突っ走ってた。寝食を忘れて研究するのが当たり前だと思ってた。

でも、最近は、紅の豚ではないけど、徹夜は良い仕事の敵だと思うようになってきた。

まあ、一時期に比べると体力が低下し、寝ないと集中力が切れやすくなってきたというのもある・・・。あと、博士課程の最後のほうは体調を崩しかけたので、これはやばいと思ったのが一番のきっかけ。

寝ないで研究してる→興奮状態が続いて不眠になってくる→寝なくて良いなんてこれは便利な体質になった！と錯覚してやり続ける（笑）→ある日突然起き上がれなくなる

・・・というアホなことをやらかしたので、懲りた。同業者に、こっそり聞くと、みなさん意外と一度は似たようなことやってるらしいけどね。どうも歯止めが利かない種族のようです。

もちろん、よい子はまねをしてはいけません。危険です。

というわけで、特に、仕事として研究するようになってからは、極力徹夜とかしないようにしてきた。

研究者は、時間のフレキシビィリティが高く、就職一年目からでも、いきなり裁量労働制なわけで、コントロールしようと思えば、いかようにもできるはずだから。残業代もないし・・・。

・・・まあ、今回は天災だから仕方ないんだけどね。

そんなこんなで、明日からは平常に戻れる予定。

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コメント 6

お疲れ様でした。雷被害は、ある日突然やってくるということを痛感します。

私も、水琴さんのような悪魔のサイクルで仕事をしていた時期もありましたが、やはり年をとると、必然的に修正がかかってきます。

あのような無理をすることも、成長に必要な一段階なのかもしれないと思っています。
by 秋山浩保 (2011-07-05 11:26) 

データ復旧、まずは何よりでした。お疲れのことと思います。大事になさってください。

私は仕事用のパソコンは「無停電装置（でかい充電池）」につないでいて、先日の計画停電でも何度か助けられました。とはいえ、ずいぶん昔に外付けモデム（電話回線用）を落雷で壊されたことがあります。「地震、雷、火事、親父」とはよく言ったものです。

私自身も含めて、二十代後半で大病をする人が周囲に目立った時期があります。体力が落ち気味なところで、学生時代の無理な生活習慣（下宿生はさらに食生活）がたたるものと思います。お身体大切になさってください。
by 柏っ子親父 (2011-07-05 12:10) 

初めまして。いくつか記事を読ませていただきました。研究を生業になさっていらっしゃる方のブログは論旨明快で楽しいです。

PCのデータ戻ってよかったですね。連日徹夜と聞いて私も学生時代を思い出しました。ろくに寝ないで実験だデータ整理だとやっていてもなんてことはなかったものです。あまり自由な研究生活を送りすぎて会社に入ってからのつらいこと・・。寝るのも仕事のうちと先輩によく言わました。

しっかり休まれて納得いく論文を書かれてください。まずはお疲れ様でした。
by グワちゃん (2011-07-05 12:36) 

秋山浩保さん＞

コメントありがとうございます。

確かに、夢中で突っ走ったおかげで得られたものも沢山あると思います。人間、適度に追われてるときが、パフォーマンス最大だという気がします。加減が難しいんですが・・・。

by 水琴 (2011-07-06 00:54) 

柏っ子親父さん＞

コメントありがとうございます。私も研究室の最重要マシンには無停電装置を付けているのですが、あいにく、あの日に限って、油断して、付いてない手元のマシンを使っていたのが問題でした・・・。

これから雷雨が多くなりそうなので、気をつけないといけませんね。

アドバイスに従って、今週は少し抑えめにしようと思います。

by 水琴 (2011-07-06 01:01) 

グワちゃん さん＞

はじめまして。コメントありがとうございます。私は、もはや普通の会社勤めはできない身体かも知れません（笑）。

これからも、お暇なときに、当ブログに寄っていっていただければ幸いです。

by 水琴 (2011-07-06 01:04)