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夏休みの宿題 [夜話]

学校は、そろそろ夏休みの季節ですね[晴れ]

夏休みというと、当然山や海で遊んだ楽しい思い出もあるけど、たいてい宿題もあったんだよね[たらーっ(汗)]水琴は、今でこそ研究を生業にしているものの、子供の頃はあんまり自由研究とかは好きではなくて、無計画に遊びまくったあげく、八月末に焦っている・・・というごく普通(?)の子供時代でした。

今思うと、なんで将棋を自由研究のテーマにしなかったんだろう?・・・と思う。そうすれば、いくらでも書くことあったのに・・・。あの頃は、今よりもずっとたくさんの棋譜を並べてたし、将棋の歴史のこととかにも興味持って調べたりしてた。それをまとめれば、簡単に片付けられたものを(^^;)でも、あの頃は将棋はただの「遊び」であって、まさか宿題に結びつくとは思ってなかったんだよね~。その辺が子供ってことで。

でも何年かに一度、夏休みの割と早い段階に面白そうなテーマをひらめいた年もあった。今日は、そんなのを紹介してみます。自由研究テーマに悩める(?)子供たちの参考になるかどうか・・・(^^;)


1.これは「野菜」か「果物」か?

食用植物は、おおまかに言うと野菜、果物、穀類などに分類するけど、「これ何?」っていうものも結構ある。たとえば、スイカやメロン、イチゴなどは果物か野菜か意見が分かれることが多い。あと、トマトも論争になったことがあるらしい(・・・これは大の大人が真面目に論争した(^^;)関税の関係があったので)。いろんな切り口はあると思うけど、水琴(小学生)は、とにかくアンケートをとりまくって、実際の所、みんなどう思ってるの?・・・というところを調べてまとめた。アンケートは、食用植物のリストに対して、自分が思う分類名に○をつけてもらうというシンプルなもの。登校日には学校中でアンケートしたし、旅行先でもどんどん道行く人に協力してもらった。あとは、親の職場まで押しかけたりもしたね~(^^;)そんな調査過程も社会勉強になりましたが・・・。これの面白かったところは、アンケート取ると、何人かに一人の割合で自説を披露してくれる人がいること。曰く、「樹木になっているのは果物」、「ウリ科は野菜」、「デザートになれば果物」、うんぬん。これらは、多くのもので多数派の答えと合ってるんだけど、反例もあったりするので興味深い。あと、集計結果には出身地の差や年齢による差、性別による差も結構あった。そのあたりの理由は、結局良く分からなかったけど、そうなってるんだ~と思った記憶がある。ちなみに、この結果を受けて、水琴は「果物と野菜は慣習で呼び分けてるだけで、ちゃんとしたルールはない」・・・が持論になった。
今思うと、法律とかではどうしてるか調べてみても面白かったかもしれないな~と思うけど、それは小学生には無い発想だよね(^^;)

2.憲法を方言で訳してみる

これは、読んで字のごとく。要するに、憲法は子供には難解な言い回しで書いてあるんだけど、それを調べて理解して、普段自分たちが使ってる言葉で書き直してみるということ。これやると憲法全文読むし、全部理解するからなかなか勉強になった。すごく大変だったけど(^^;)普段使う方言で書き直してみるところもポイントで、いつも適当に使ってる言葉の意味を改めて考えちゃったりするところもあった。・・・これは、応用範囲広いと思う。憲法でなくても良いし、古今東西の有名どころなら、多分何でもOKだよね。普段使ってる言葉に直すから、オリジナリティもでやすい(^_^)v唯一の欠点としては、・・・東京の人はできませんm(_ _)m

3.天気予報

ご町内レベルの超ローカルな気象の予測には、超ローカルな経験則があったりする。「あの山から入道雲が立っていたら夕立が来る」とか、「~の方角から雲が来ても雨は降らない」とか、「雨が降る前には~の虫の鳴き声が多くなる」とか。そういう言い伝え的なものを集めてきて、その的中率の調査と、そのときの天気図を集めて考察。ちなみに、水琴が調査したときの的中率は95%。20回調査で外れたのは一回だけ。その一回は、降らない予測だったんだけどわずかに降った。今思うと、1mm以下だったけどね。でも子供は厳しいから、一滴でも降ったら×ということにしてたので。
面白かったけど、・・・これもある程度田舎じゃないとできないのかも?

4.いろいろ溶ける?

これは、いろいろと水に溶かして溶解度を調べる。それだけ・・・だけど、たとえば塩をめい一杯溶かした後に砂糖を入れてみたりして、純水に砂糖を溶かしたときと比較したりとか、とにかくいろんな組み合わせを調べて見たというもの。単一物質の溶解度は、教科書とか理科年表に載ってるけど、複数の物質を溶かしたときっておたがい邪魔したりしないのかな~と思ったのがきっかけ。組み合わせが無数に考えられるので、オリジナリティがでやすい。しかも、簡単にできる実験のわりに本質は結構根が深いので、うまくまとめれば表彰されるレベルになるかも?当時の水琴ではダメだったけど・・・。


・・・見返してみると小・中の9年間のうち、4コも面白いのあったんだね~。我ながらオドロキ!ほめてあげたい(笑)もっとダメダメだった記憶なんだけどね。8月31日に焦った記憶の方が強く残ってるってことか。。。


タグ:風物詩
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